タクシーを降りた後、怖かった話

昨日は、東京から出張で福岡に来ている人との飲み会でした。
その人が東京に転勤してから3年ぐらいかな?
久しぶりに会って楽しかったです。

帰りは遅くなったので、同僚と乗り合わせてタクシーに乗りました。
呑み屋から一番遠いのは私の家です。
というわけで、一番最後に一人でタクシーを降ります。

自宅前に到着してタクシーを降りるとき、料金を精算している時からタクシーのドアの外に若い男人がいました。
タクシーの中で料金を支払うわたしを外からジロジロ見ているのです。

気づいた時は、てっきり次にタクシーに乗りたい人かと思いました。
「早く精算しないと」と慌ててタクシーを降りると、その男性はタクシーには乗車せず、わたしに向かって話しかけてきたのです。
タクシーの運転手さんは、男が乗客じゃないと分かると、さっさと去っていきました。
夜中の1時近く。周囲には人っ子一人いません。

その男は、スーツ姿で20代半ばから後半ぐらい。
見た目はカッコいい感じですが、明らかに酔っ払っていて、片言の日本語です。
至近距離に近づき、わたしに話しかけてきます。

「●●にはどう行きますか?」
ちょっと離れた地下鉄の駅までの道のりを聞かれました。
「この道をまっすぐ行って右に曲がって、しばらくすると信号があるので…」
「わたし韓国人です。(ゆっくり話してとジェスチャー)●●はどう行きますか?」
そう、言いながらわたしに道案内しろと言わんばかりのしぐさをしてきました。

案内するわけがない。

道を尋ねながら、彼はさらに近づいて腕を掴んでこようとしました。
あまりの怖さに身構えてよけると、わたしが怖がっていることに気が付いた様子で
(何もしないというジェスタやーをして)「ここをまっすぐ右ね。」
とわたしが言った言葉を繰り返して、ひとりでふらふらと歩いていきました。

たった数分の出来事ですが、生きた心地がしませんでした。
家に帰ってからも、彼が強盗だったら…と想像して背筋が凍りました。
今度から、飲み会はほどほどの時間で切り上げるようにしようと心に誓いました。